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おおくわがたの産卵 〜おおくわがた(オオクワガタ)情報Web
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おおくわがた(オオクワガタ)の産卵

■産卵させる


交尾を済ませたおおくわがたの雄雌のうち、雄は同様に活発に採餌する姿を見ることが出来るが、雌はマットに潜ったまま出てこない期間がある。この期間は個体によりさまざまで、だいたい1ヶ月〜2ヶ月。この間雌は餌を採らずに産卵木に大あごで穴をあけ一つずつ丁寧に産卵していく。産卵箇所はカビ雑菌に汚染された部分を避け、白腐れの状態がいい部分が優先的に選択される。

雌は、産卵痕という産卵孔を埋め戻した跡を残す。産卵の確認はこれにより判断できる。また、雌は幼虫のための初期餌料として朽ち木をチップ上に砕いておく。これは雌が砕いた朽ち木に有効バクテリアを譲渡しているという行動で、このような行動からも卵の有無を確認できるので注意し観察する。この朽ち木片にはカビが発生することが少なく、幼虫を移動させる時にはこういった朽ち木片も一緒に移動すると孵化したばかりの幼虫や2令初期の幼虫の死亡率を軽減できる。産卵を終えた雌は体力回復のため再び活発に採餌を始める。この時期にはタンパク質を特に必要とするので与える餌にはタンパク質含有量の多い餌を与えたりカブトムシやコクワガタの蛹や幼虫を与えると良い。そうしないと雌は自ら産んだ幼虫や雄を攻撃し、タンパク質を補おうとしてしまう。このため、交尾を確認後は雄を他の昆虫ケースに移すことが望ましい。雌は環境の変化によるストレスを軽減するために雄を移動するようにする。


■卵を取り出す


卵を取り出す際は、産卵木を取り出し乾燥しないように数箇所穴をあけたビニール袋や湿らせたマットの中に収容し保管する。通常、雌は1回で平均10〜30粒程の卵を産みそのほとんどが普通に孵化する。孵化した幼虫はしばらくそのままにし、2令幼虫にしてから産卵木から取り出す。または、卵や1令幼虫の時点で食痕や朽ち木片と一緒にマットに移動させ、体力がついた頃合をみて各飼育に合わせ育成をする。

卵を生まない場合は、産卵木を変えたり、水分量を変えたり、幼虫の糞を産卵木の周辺に混ぜるなどの方法をとる。一度産卵した雌ももう一度産卵する場合があるので産卵木はセットしておく。あまり何度も産卵させたり無理をさせると雄雌ともに短命になる。ワンシーズンに1回産卵させたら3〜4ヶ月は雄雌を別飼育し、体力を回復させる。





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